2014/09/06

バスケ ルール塾① アン・スポーツマン・ライク・ファウル その1

新しい企画として始めますバスケ ルール塾です。

このルール塾では、バスケの審判に従事している方、これから審判を目指す方、興味のある方に少しでも理解と興味を持っていただくために掲載してまいります。

新しいルールや特に迷ってしまうルールについて、テーマを選んで複数回に分けて説明致します。



さらに詳しく知りたい方はルール・ブックを購入して下さい。

ルール・ブックは(公財)日本バスケットボール協会の通販か、
お住まいの地区のバスケットボール協会、
日本公認審判員、
バスケットボール部顧問の先生等にお問い合わせ下さい。


またこのブログについて、協会は一切関与いたしません。
個人的なブログとして掲載しておりますので、ご了承下さい。



★★★ ルール塾 開講 ★★★


第①回目のテーマは「その他のファウル」に分類されるアン・スポーツマン・ライク・ファウル


バスケットボールというスポーツを楽しむ時、そのプレーヤーを含めてコーチ、その他関係者はスポーツマン精神とフェアプレイの精神を尊重しなければなりません。

プレイ中に起こってしまうファウル(反則)は「パーソナル・ファウル」、
フェアプレイ精神から逸脱したプレイに対する特別なファウルを「その他のファウル」と分類しています。



本題に入る前に、上記のフェアプレイの精神に反するファウルその他のファウルを簡単に説明します。



■その他のファウル(フェアプレイ精神に反するファウル)

・ノーマル・バスケットボール・プレイでは無く、フェアプレイ精神を問われる反則

 テクニカル・ファウル・・・・身体接触が無い

 アン・スポーツマン・ライク・ファウル・・・身体接触がある

 ディスクォリファイング・ファウル・・・特に悪質なもの、ワザと怪我をさせるような危険な接触がある、その他コーチの反則の累積など

 ファイティング・・・暴力行為によるもの



熱戦になるゲーム展開ではプレイヤー、ベンチ共に気持ちが高ぶり、フェアプレイ精神を逸脱して過剰な行為を起こすことがあります。
この行為で試合に支障を起こした場合に対して、ルールでは上記の4つを特別なファウルとしています。


◎判定のポイント

①ボールに正当にプレイをしていますか?

②スポーツマン精神とフェアプレイの精神を逸脱している行為ですか?

③身体接触はありますか?ありませんか?


①、②、③を判断基準として、それぞれの「その他のファウル」を適用します。

例外ですが、試合開始前やインターバル中(休憩・ハーフタイム、他)に起こった反則行為にも適用されます。




次回はアン・スポーツマン・ライク・ファウルを詳しく掲載します。