2012/07/05

バスケ新ルール 24秒ルール3

24秒のルールも最終になります。


24秒ルールが適用された後のスローインの再開位置は、

審判がヴァイオレーションを宣して、ゲームを止めたときにボールがあったところにもっとも近いアウト・オブ・バウンズから行います。






ゴール下に近いケースが多くなりますが、その場合はバックボードの真後ろからのスローインは避けて下さい。





つづいて、


滅多にありませんが、ボールがたまたまリングに挟まったり、乗ってしまった場合です。


これについてはすぐに審判はジャンプ・ボール・シチュエイションの合図をし、
オルタネイティング・ポゼションを確認して、攻撃側にボールを保持する権利があれば、24秒はリセットせずに継続して計ります。


このケースはボールが直接リングに挟まったり、乗ってしまった場合と思ってください。
(バックボードに触れてから直接リングに挟まったり、乗ったりしたケースも同様です)




特異なケース①

ショットされたボールがリングにはずんで跳ね上がって、再び落下してリングに挟まったり、乗ったりした場合は、1度リングにあたって24秒はリセットされていますので例外事項になります。



24秒はリセットされ、オルタネイティング・ポゼション・ルールに基づいたチームにスローインが与えられ再開します。






特異なケース②

ショットされたボールが空中にある間に24秒の合図があり、そののちそのボールが直接リングに挟まったり、乗ったりしてしまった場合は、ポゼション・アローに関係なく24秒ヴァイオレーションが成立します。




24秒はリセットされ、防御側であったチームのあらたなるスローインで再開します。









最後は、


ショットされたボールが空中にある間に24秒の合図があり、そののちにファウルが起こったケースの確認です。



①ファウルの後にボールがバスケットに入ったり、リングに触れた場合は、通常通りファウルの処置をしてゲームを再開します。(24秒ヴァイオレーションは成立しません)





②そのファウルがパーソナル・ファウルであった場合、ボールがリングに入らずリングにも触れなかった場合は24秒ヴァイオレーションが成立したものとして、パーソナル・ファウルはなかったものとします。





③そのファウルがアンスポーツマンライク・ファウル、ディスクォリファイング・ファウル、テクニカル・ファウルであった場合は無かったものとしない。

この場合は24秒ヴァイオレーションは無かったものとなり、決められたファウルの罰則を行って、ゲームを再開します。