2012/04/07

バスケ新ルール 24秒ルール1

さて、新ルールの適用項目で重要な変更の1つである24秒のルールについて、説明いたします。




説明に入る前に、次の項目が重要なポイントになりますので、先に覚えて頂くことをお勧めします。




  1. そのチームのフロント・コートでのスロー・インについて、24秒を14秒にリセットするケースと継続するケースがある。
  2. 例外で、アンスポーツマンライク・ファウル、テクニカル・ファウル、ディスクォリファイング・ファウルの場合は、フリースローなどの適用の後に24秒にリセットして、センターラインのアウトの位置からスロー・インを行う。



上記の2点が変更の重要点となります。
それでは、説明して参ります。


ゴールの後からの新たなスローイン、またはリバウンドでボールを保持した攻撃側のチームがボールを保持した時点から24秒は始まります。


その攻撃側チームのバック・コート
相手チームのファウルやヴァイオレーションがあった場合、24秒はリセットされます。
(これは今迄通りです)


19秒で起こった場合は24秒にリセット





相手チームに原因があり、プレイを止めた場合も同様。



どちらのチームにも関係ない理由で止めた場合も同様。
(オフィシャル・ミスの場合、または隣のコートからボールが入ってきて、審判が危険を避けるために止めた場合など)














(ここからが変更点です!)
その攻撃側チームのフロント・コートでスロー・インがおこなわれる場合



(1)24秒計が14秒以上の場合は、そのまま継続する


相手チームのファウルやヴァイオレーションが起こっても14秒以上であれば継続する。

⇒ ⇒ 












(2)24秒計が13秒以下の場合は、14秒にリセットする



⇒ ⇒ 










(3)アンスポーツマンライク・ファウル、テクニカル・ファウル、ディスクォリファイング・ファウルの場合は、フリースローなどの適用の後に24秒にリセットして、センターラインのアウトの位置からスロー・インを行う。



センターラインのアウトからのスローインは、フロント・コートからのスロー・インにはあたりません。
何故ならバック・コート側にボールをパスすることもできるスロー・インになるからです。



24秒の変更は以上が新ルールの概要になります。
審判も大変ですが、どちらかといえば24秒オペレータが慣れるまでは大変だと言えます。



審判は止めた24秒計を確認して、リセットか継続かを判断することが重要となりそうです。




次回は24秒ルールで上記以外の確認事項や覚えていていただきたい点を説明致します。