2014年 世界選手権が各カテゴリー(U-17、U-18他)で開催されます。
この時、必ずルール委員会が開かれ、協議されるのがルールの改正・追加です。
2014年も一部ルールの改正や追加修正が行なわれます。
今回のブログでは、変更が予定されているものを2回に分けて、ご紹介させていただきます。
分かりやすく解説しますので、なんとなくご理解頂けたらと思います。
また正式に発表の後、ルールブックをご参照下さい。
何分、2014年10月よりの採用ですので、今後の各国の導入、実施時期に関しては当該の協会情報を閲覧していただきたいと思います。
■バスケットボール競技規則変更点の概略(FIBA 2014.10~)
1 ノー・チャージ・セミサークル・ルール
(新)ノー・チャージ・セミサークルのラインはエリアに含む
(旧)ノーチャージ・セミサークルのラインはエリアに含まない
※但し、両足?片足・について適用の詳細は今後の発表をお待ち下さい
ノー・チャージ・セミサークル・ルールが作られた理由は、オフェンスにゴールを積極的に試みさせるためとそのプレイを行なう選手を守る(保護する)という要素の意味合いがあります。
旧規定では指導者はプレーヤーに「ラインを踏んで守りなさい」や「ラインを目処にヘルプ・ポジションを取りなさい」と指導されたことでしょう。
ラインを踏んでいる状態では触れ合いの責任が違っていましたので、この変更によりディフェンス・プレーヤーは、さらに早くエリア前でヘルプ・ポジションを取ること、エリア内で触れ合いを避けることを余儀なくされそうです。
審判はラインを踏んでしまっていたら、エリア内であるということになりますから、判定が僅かですが容易になるかもしれません。
逆に片足OK?または両足OK?というケースで、判定の違いがでるということになると難しくなるかもしれません。・・・・困りますね・・・・。
正式な発表を待ちましょう。
2 タイム・アウト
(新)第4ピリオドの最後の2分間は、各チームのタイム・アウトは2回までしか認められない(後半に3回のタイムアウトを認める規定に変更なし)
(旧)第4ピリオドの最後の2分間にタイム・アウトの回数の制限はない(後半に3回のタイムアウトが認められる)
※つまり、第4ピリオドの最後の2分間にタイム・アウトが3回残っていたとしても2回しか使えないということになります
この規定は、ゲームの終盤に度重なる試合の中断を回避するために回数制限を設けた様です。
接戦では残り30秒の間で、頻繁にタイム・アウトの応酬ということがよく見られますよね。
FIBAはかねてより、スムーズでスピーディーなゲーム進行のために数々のルール変更を行なってきました。
・ショットクロック30秒ルールから24秒ルールへの変更
・バックコートの10秒ルールから8秒ルールへの変更
・24秒ルールの14秒リセットへの変更(さらに変更予定) 等々
他の競技も同様に観客をひきつけるために、アグレッシブでスピーディーなルールへと変更がなされており、それに追随したものと思われます。
監督・指導者、競技者としては1点を争う大事な局面でのことですので、大きな改正ということになりそうです。
審判員の皆さんは両チームのタイム・アウトの回数を覚えて、コートでジャッジされてることでしょう。
さらに第4ピリオドの新たな規定で、より回数をしっかり管理しなければならないことになりそうです。
※上記の第4ピリオドの最後の2分間の回数変更規定以外に、タイム・アウトの規定変更はありません
次回は24秒ルールの変更、テクニカル・ファウルの変更について掲載いたします。
この時、必ずルール委員会が開かれ、協議されるのがルールの改正・追加です。
2014年も一部ルールの改正や追加修正が行なわれます。
今回のブログでは、変更が予定されているものを2回に分けて、ご紹介させていただきます。
分かりやすく解説しますので、なんとなくご理解頂けたらと思います。
また正式に発表の後、ルールブックをご参照下さい。
何分、2014年10月よりの採用ですので、今後の各国の導入、実施時期に関しては当該の協会情報を閲覧していただきたいと思います。
■バスケットボール競技規則変更点の概略(FIBA 2014.10~)
1 ノー・チャージ・セミサークル・ルール
(新)ノー・チャージ・セミサークルのラインはエリアに含む
(旧)ノーチャージ・セミサークルのラインはエリアに含まない
※但し、両足?片足・について適用の詳細は今後の発表をお待ち下さい
ノー・チャージ・セミサークル・ルールが作られた理由は、オフェンスにゴールを積極的に試みさせるためとそのプレイを行なう選手を守る(保護する)という要素の意味合いがあります。
旧規定では指導者はプレーヤーに「ラインを踏んで守りなさい」や「ラインを目処にヘルプ・ポジションを取りなさい」と指導されたことでしょう。
ラインを踏んでいる状態では触れ合いの責任が違っていましたので、この変更によりディフェンス・プレーヤーは、さらに早くエリア前でヘルプ・ポジションを取ること、エリア内で触れ合いを避けることを余儀なくされそうです。
審判はラインを踏んでしまっていたら、エリア内であるということになりますから、判定が僅かですが容易になるかもしれません。
逆に片足OK?または両足OK?というケースで、判定の違いがでるということになると難しくなるかもしれません。・・・・困りますね・・・・。
正式な発表を待ちましょう。
2 タイム・アウト
(新)第4ピリオドの最後の2分間は、各チームのタイム・アウトは2回までしか認められない(後半に3回のタイムアウトを認める規定に変更なし)
(旧)第4ピリオドの最後の2分間にタイム・アウトの回数の制限はない(後半に3回のタイムアウトが認められる)
※つまり、第4ピリオドの最後の2分間にタイム・アウトが3回残っていたとしても2回しか使えないということになります
この規定は、ゲームの終盤に度重なる試合の中断を回避するために回数制限を設けた様です。
接戦では残り30秒の間で、頻繁にタイム・アウトの応酬ということがよく見られますよね。
FIBAはかねてより、スムーズでスピーディーなゲーム進行のために数々のルール変更を行なってきました。
・ショットクロック30秒ルールから24秒ルールへの変更
・バックコートの10秒ルールから8秒ルールへの変更
・24秒ルールの14秒リセットへの変更(さらに変更予定) 等々
他の競技も同様に観客をひきつけるために、アグレッシブでスピーディーなルールへと変更がなされており、それに追随したものと思われます。
監督・指導者、競技者としては1点を争う大事な局面でのことですので、大きな改正ということになりそうです。
審判員の皆さんは両チームのタイム・アウトの回数を覚えて、コートでジャッジされてることでしょう。
さらに第4ピリオドの新たな規定で、より回数をしっかり管理しなければならないことになりそうです。
※上記の第4ピリオドの最後の2分間の回数変更規定以外に、タイム・アウトの規定変更はありません
次回は24秒ルールの変更、テクニカル・ファウルの変更について掲載いたします。